SDF ASTRAY 設定
・東アジア共和国共同海上防衛都市 「リューグゥ」 |
東アジア共和国が自衛のためという名目で建設を進める移動可能な海上軍事基地で、『マスドライバー』を要している。竜宮の名の通り海底にも大規模な基地や工場を備えた9つの海底コロニーを有しており、物資の自給自足や新兵器の開発など次代の地球連合主要基地としても期待されている。 中央に半径30kmの円状の大きなメインデッキ(マスドライバーもこのデッキにある)から8方向にブリッジがかかりそれぞれ半径15km程の円状デッキが配置されている。 それぞれのデッキからは海中にエレベーターシャフトが降りており、縦に細長く伸びる球体のような形状の構造物と連結している。この球体の構造物が海底コロニーである。 その中は様々な大きさの空間を持つフロアで区切られ、中央を走るエレベーターで行き来をする構造になっている。 内部には軍事工場からオフィス、フィットネスルームや運動場、農場や林や森、湖といった議事自然まで存在する。エレベーターシャフトの地上頂上部に付属する大きなミラーによって太陽光が供給され、空気もこのシャフトによってもたらされる。 各コロニー間の移動はいったん地上に出てデッキを通るか、海中通路を使うかによって行われる。 海中通路を使う場合は、人感センサーによって走る自走式電動自動車によって行き来する事になっている。 設計は、フジヤマ社の宇宙建築家ケイン・クシナダ。 |
・地球連合軍第49独立特命部隊 |
その戦況に応じて様々な任務をこなすスペシャリストの部隊。しかし、その内情は地球連合軍の厄介ごとを押し付けられる何でも屋的な扱いを受けている。隊長はシャクス・ラジエル大尉で、マナ・サタナキア、シュン・スメラギ、レヴィン・ハーゲンティ、サユ・ミシマ、ナターシャ・メディールの計6人の少数精鋭部隊である。 |
・地球連合軍第31東アジア守備艦隊 |
主に東アジア共和国領空および領海を守備する精鋭艦隊。『青雷』の異名を持つマクノール・アーキオ大佐が艦長を勤める。 |
・ザフト地上侵攻特務隊(通称『青服』) |
ザフトには階級のようなものは存在しない。それゆえ、指揮官クラスの者や、士官学校で優秀な成績を修めた者には特別な色を持った軍服が支給される。それが、通称『赤服』や『白服』などである。青服とはつい2ヶ月ほど前に新設された『ザフト地上侵攻特務隊』に与えられる軍服であり、地上侵攻のために特別に独立した任務行動が許可されている。 いわば、地上常勤のザフト兵にとってそれはエリートの証であり、あこがれである。 結成して間もないため、現在青服には3名のみが所属している。 |
・MIHASIRAシステム |
ある科学者達がG.O.D.SYSTEMに対抗して作ったとされるブーステッドシステム。過去の様々なエースパイロット(ザフト、連合問わず+MS、MA、戦闘機を問わず)の経験や、知識を全てデータ化し、そのノウハウの全てをパイロットにダウンロードする事で、一切モビルスーツの操縦ができない人間でもエースパイロット数人分の能力を発揮する事ができる。 MIHASHIRA(御柱)とは神そのものの事であり、コーディネイターを超えた神のような存在をつくるという意味では、G.O.D.SYSTEMとそのコンセプトは共通しているといえるかもしれない。 使用している最中はさほど感じないのだが、一度に多くの人間の知識や経験を無理やり流し込むので、脳や精神、肉体にかかる負担は大きく、吐血をしたり、急に失神してしまったりすることもある。強さを得る分確実に寿命を減らす悪魔のシステム。 |
・G.O.D.SYSTEM |
SEEDを恐れた連合軍が試験的に開発したもので、使用者の心に共鳴して発動する事でコーディネイターとも対等か、それ以上の力を得ることが可能となるブーステッドシステム。 しかし、『死に対する恐怖』、『怒り』、『憎しみ』、『悲しみ』など負の感情が要因により暴走する確立が非常に高く、選ばれたテストパイロットは全員死亡しているらしい。 オーブ・モルゲンレーテ社の主任研究員エリカ・シモンズが言うには、『誰かを守りたいという強い想い・強い意思』だけがシステムを制御できる要因と考えられている。 現在ではパナマ基地にあるGAT-X142ブレイズに試験的に搭載されている。 |
完成型MIHASHIRAシステム ― 通称「ダブルフェイス」 |
ネブカドネザルにてアリアのもつ追加ディスクをインストールする事によって完成したMIHASHIRAシステムは、簡単に言えば1つの人格を形成するようになる。 このシステムが蓄積している膨大な人物の経験、知識をデータの中で一番想いが強く、パイロットとの相性が合うような人格が『人工AIナビゲーター』として形成され、それが無限の知識・経験とパイロットとの間をつなぐ。 そして、仲介するナビゲーターが必要最低限の情報をパイロットにダウンロードさせることによってシステムの負担を低減させる。 コウの場合は、スサノオの正式なパイロットであったアモンの記憶が強い意志を持ち、『ナビゲーター』となった。 パイロット・コウとナビゲーター・アモンという2つの顔を持つ事で、神の如き強さを発揮するこのシステムの完成形は、通称「ダブルフェイス」とも言われている。 |
オーブ五大氏族 | 中立国オーブ連合首長国の首長を構成している5つの氏族。 サハク ―コトー・サハク、ロンド・ギナ・サハク、ロンド・ミナ・サハク マシマ ―タツキ・マシマ アスハ ―ウズミ・ナラ・アスハ、カガリ・ユラ・アスハ セイラン ―ウナト・エマ・セイラン、ユウナ・ロマ・セイラン イソラ ―現在血縁者、後継者ともに断絶。 ※イソラ家はオリジナル。恐らく『サシスセソ』の順番で5つあるのだろうと考えてイソラにした。 |