フィルモスレポート2(またの名を筆者の妄想)
・インダストリアル社(イリュージョン社)
イリュージョン社は割と古参な部類に入るプラントの重工業メーカー。
元々はMSのOSや、家庭用のコンピュータの製造をしていたが、フィルモス現社長(公式ではそれぞれの会社に別の人が社長役となっているが)が今の地位に就任してからはMS自体の開発や、医療関係にも力をいれてきた(後述するがアバターの技術も医療分野に使われていたりする)。
インダストリアル社は近年急に力をつけ始めた新参の工業企業、と表ではなっているが、実際はフィルモスが地球連合と繋がりを作るために地球の落ちぶれかけた中小企業を買収したものだったりする。
こちらもMS開発にも手をつけているが、主戦力はインダストリアル社以上に発展した医療や化学関係の製品(ブラックダストとかはこっち側の製品)。
インダストリアルが『工業の』という意味なので、インダストリアル社というのは厳密に考えれば本当はおかしいのだが、企画の段階で遊戯王の固有名詞を使うことにしていたり元々ここまで長く連載するつもりでも無かったので適当に名づけたのだが、最近になって筆者はこの名前変えたいな…と思っていたりする。
・アバター
インダストリアル=イリュージョン社が開発した戦闘用サイボーグ。
しっかり説明するなら『他用途仕様超極小MS』といったところ。
最前線にてあらゆる状況(地上はもちろん水中や宇宙空間もなんなりと)、任務、作戦を完璧にこなす、さながら『戦神の如く戦う兵士』というのがテーマであり、白兵戦はもちろん、偵察、狙撃、電子戦、MS操縦、その他戦地で必要とされる様様なスキルを最初からインフォメーションシステムに登録されている(ソウがいきなりアルカナを動かせたのはそのため)ので、訓練無しに戦地へ投入が可能。
水中や宇宙空間での戦闘も考慮に入れられているため、命のタイムリミットでもある3日間呼吸を止めることも可。
アバターはバッテリー稼働で、フルチャージから72時間後経てばバッテリーが切れてしまう。(アバターの造反を防ぐため)なのでソウは2〜3日に1回は充電が出来るアルカナのコクピット内で寝ていたりする。
体格はまだ試作段階ということもあって、今のところ被験者自身の体格をかなり忠実に再現している。(でも制式仕様になれば規格統一されると考えられる)
表面に偽装スキンを纏うので(ソウは途中で貼られなくなったので上半身にしか無いが)、普通にしている限りはサイボーグであることは簡単にはバレない。これも後に後述する医療関係のビジネスにも関係するのだが、敵拠点とかへの潜入作戦も行うことを考慮しているというのが建前。
故に普通の人間とほとんど同じ生活も出来なくはないが、微妙に不都合が生じる。例えば、食事に大きく制限を加えられ、特にたんぱく質や脂質は常人に比べてかなり少ない量でなければならない。(アバターの骨格のほとんどが機械で筋肉が少なく、内蔵に脂肪が付きやすいため。アバターは、構造上強固な外皮があるせいで太ることができないため、内蔵が脂肪で圧迫されてしまう)
あと偽装スキンといっても人間の皮膚と殆ど同じで傷ついたら再生するし(精度はイマイチだけど)、維持には酸素なりコラーゲンなりなんなりが必要だったりするので、バッチリ血が通ってる(そこからの出血で死ぬということは無い)。
フレームの大部分はMSの技術を応用している。そのため、人間として必要不可欠な臓器(脳とか消化器とか循環器とかホルモン分泌する臓器とか)の大部分が胸部から腹部にかけてのところに収められている。臓器は特殊なゲルに覆われており、アルカナの機動からくる常人には耐えられないような強烈な衝撃から内蔵を守る仕組みになっている。
表面装甲も他の標準的なMSと同じ発砲金属が使われており、サブマシンガンくらいまでの相手ならかなりの防御能力を誇る。
アバターの開発には医療関係の企業とも提携している。
アバターの骨格技術を応用して、後天的な身体の欠損を機械で補ったり、不全を起こした臓器を人工臓器を移植することでを解消したりその他諸々に活躍している(フィルモスはある計画のタメにこの医療分野での収益を求めている)。
・EAPシステム (expectation-acqusition-parallel system)
アバターの持つ防御システム。
頭部に360゜見渡せるように配置されたカメラ(側頭部や後頭部にもあるが、見つかりづらい箇所にある)と全身に(特に腕に多い)配置されているカメラを駆使した多視点画像で、三次元的に弾丸を捉え、掴み取る、あるいは躱すまでの一環の流れを自動で行うシステム。危険を察知した場合、本人の意思に関係無く起動する。
ソウの弾丸キャッチは、決して本人の力ではなく、アバターの恩恵のお陰なのである。
5メートル向こうからの拳銃弾くらいなら余裕でキャッチ可能。
弾丸以外にも反応するが、例えばあからさまな敵からの殴打なら反応するが、良く見知った人(例えばソウにとってのアルナ)からの裏拳とかには反応しない、都合の良い代物。
・カーボンセラミック装甲
アルカナの装甲。発砲金属の装甲より軽量。コストは重め。
軽量化と単機での大気圏突破能力を得るために採用された。
発砲金属と比べると耐久性は低いが、熱の耐性や断熱性に優れる。アルカナが大気圏突破できる大部分の理由はミラーフォースだが、この装甲も一役買っている。ていうか実はミラーフォース無くても一応大気圏突入出来る。もっともソウが本編でそんなことしていたらアルナがやばいくらいぐったりしてただろう。
ただ、熱に強いといっても実戦で使われるような高熱のビーム兵器には無力。
実弾にもあまり強くはないが、それでも静止状態でMSの頭部機関砲の直撃を食らってもある程度は耐えられる。戦闘中だと簡単に壊れるのはアルカナ自体が弾丸並みの速度で飛んでいたりして、弾丸の威力が倍以上になるからである。
PS装甲との互換性は無い。元々アルカナはエネルギーを全部攻撃力か機動力に回す設計なので問題は無いのだが、素材系が発達して電気伝導が良くなってPS装甲に回せる電力が確保されれば、PS装甲も使えるカーボンセラミック装甲が開発されるかもしれない。
・HEAVENLY−SANCTUARY
南アメリカ合衆国、マナオスを拠点とするレジスタンス。
発足してからまだ日が浅いが、パトロン(→ドリアード)がすごいのでかなり装備が潤沢。
ドリアードがこのレジスタンス自体が企業に近い物となるように根回ししまくったため、戦闘である程度の利益が出来るようになっている。利益の大半は戦闘データ。密林地での戦闘やスポンサー企業の新開発の装備品のテスト等。
もっともその程度では雀の涙なのでドリアードのコネで大富豪達からの多額の支援金が主な財源。
一応、軍の階級みたいな上下関係がある。でも所詮は有志団体なので大して厳しいものではなく、学校の部活みたいな感じである。
『HEAVENLY−SANCTUARY』のリーダーがガウル。
MS部隊の責任者がデュミナ。
MS操縦の教官みたいなのがピケル。
戦闘関係の情報や、基地周辺のトラップとかの責任者がドマン。
会計などの事務仕事はドリアード。
MSに乗っている人は、何かしらの重要な立場についている人達ばかりで、ソウは例外。(ソウの階級みたいなものをあえてつくるなら『MS隊嘱託』みたいな感じが妥当である。)
ソウ達MSパイロット達は行動班というグループに属する。作中みたいに実際に戦ったりする行動班と、情報班という偵察や色々な情報収集をする班がある。ドマンは情報班の偵察グループの一員から今の立場になった。
一応ドリアードがそのリーダーなのだが、偵察グループは情報班よりも行動班寄りで、イマイチ組織化が出来ていない。それでも組織的には問題無かったりする。